快食快眠快便がね、

やっぱり基本だと思うんだよね。

恒例の梅雨入り時期にお腹を壊す、がやってきた。

そしていきなりトイレの住人となった。

同時に胃がシクシクする。

経験ある方だとお察しの通り、

トイレの住人になると全ての力がもぎ取られてしまう。

気力も体力もぜーーんぶ持っていかれる。

もちろん食欲も失せる。

で、ご飯と梅干と具の無いみそ汁。

それだけはどうにか入るので病人は100回噛めとの戒めに従って超亀スピードで少量をいただく。

こんな日が数日続くと目の前に人参をぶらさげないとやってられないから色んな妄想がはじまるんだ。

そしてその妄想はかなりの確率で実行に移せる。それ程度の小さなものなんだけど。

アニメの楽しいムーミン一家を観ていたら、

フローレンとミィがムーミンママからパンケーキの焼き方を教わっていた。

砂糖と塩を間違えたしょっぱくて形の崩れたヘタクソなパンケーキがテーブルに積みあがっている。

ムーミンとスニフが宝探しに出かけた先で雷雨に遭い帰れなくなってしまい、お腹が空いて死にそうーって時にリュックの中を覗くとフローレンがこっそり入れておいたしょっぱくて不恰好なパンケーキが出てきた。空腹は最高のソース、「しょっぱいケーキも美味しかった」とありがとうを言うシーンがある。

それを観て、

即座にぶら下げる人参は決まった。

パンケーキだ。トイレの住人と胃の痛みが治って食べられるようになったら最初にパンケーキを食べよう！

もう頭の中はパンケーキのことばかり。

ふんわりしたところにバターいっぱいのせてメープルシロップどばどばかけて、

口の中でじゅわぁ～～と優しい甘さが広がるんだ♪とろりバター、じゅわっとメープル～～！

水切りヨーグルトを乗せてもいいな。

なんて、ね。そんなことばかり考えていて、

そして今朝、夫が出かけた後こっそりとパンケーキを焼いた。

3枚焼いて一枚食べた。

調子がよさそうならもう一枚食べようと楽しみにしていたけど一枚食べたらまた胃がシクシクし始めた。

まだパンケーキは難しいのかな。もうちょいかな。

でも、パンケーキのじゅわぁ～に満足。

コーンスターチを入れてみたらいつも夫が焼いてくれるやつより多少サクサクっとした仕上がりになった。

周りから真ん中に向って四角く食べていくという笑

胃が弱くて梅雨のほかにも夏の終わり秋口等など・・・、

食べたいものを食べられない時が多いので、

食べられる時にはできるだけ楽しく美味しく食べたいものを食べようと思っているのです。

残り2枚のパンケーキはラップして冷凍した。

レンジでチンしたら焼きたてみたいになるのかな？

快食快眠快便がいかに大事か、そして快食と快便が壊れた時に目の前に人参をぶらさげるとこの大切さを実感したのでした。

大きな人参はポークカレー。

年に1度か2度、体調が整ったここぞという瞬間に食べるのです。

丈夫な胃腸が欲しい。