髪切ったー!
先ほどの記事の続き。
クソめんどくせー散髪が終った。早かった。
何がそんなに面倒に感じるのか散髪しながら自分で確認してみた。
あ、忘れていたこれだったのか!なるほどな!!
散髪するときは大きな鏡をリビングに持っていって明るい光の中でやる。
鏡には椅子に座った夫の姿と、
ハサミを持った私の全身が映る。(←これ)
そりゃもう何と表現すればいいのやら・・・。
目の下のくま、目力ゼロな破棄のない顔、闇夜で見かけたら腰を抜かすであろう青白く病みきった肌、
出たか!幽霊かっ!!
嗚呼、怖ろしい限りの立ち姿。
女性なら誰しも自宅の洗面所の鏡に映る顔と明るい美容院の大きな鏡に映る顔の落差に悲しくなった、という経験があるだろう。
で美容院へ行った直後は決意する。
「あかんわ、わたし。もっとちゃんと手入れせんとあかんわ。今日からがんばろ。」
洗面所の鏡はなんとなくちょっと綺麗に見える。3割増しくらいかな。
たぶん綺麗に見えるための電球のおかげだね!
そうやって日々自分の顔もろくに見ず現実に目を背けて過ごしている自分には、
自然光の中で大きな鏡が映し出す現実の姿はあまりにも惨過ぎるのだ。
衝撃映像のレベルを超越している。
自覚はあった。だから前々から夫の髪を切るときは必ず化粧をし服を着替えて鏡に映る姿の衝撃に耐えやすいように務めていた。
しかし体調の悪い日は化粧をするのがかなり面倒臭い。
オシャレな服に着替えるのも面倒くさい。部屋着でええか、ってなる。
そのうえ髪も伸び放題。去年末に切って以来なのでそろそろ見るに耐えるぎりぎりまできているのだ。いやギリを超えていた。
ノーメイクで、部屋着で、頭ぼさぼさの自分の姿が大きな鏡に映るショック。
(しかも手には鋭利な刃物を持っている)
持ってるハサミを鏡にぶつけたくなった。壊れてしまえこんな鏡!
消えてしまえ!鏡に映るゾンビのような、それ、そこのオマエ。
ココロが荒ぶ。
今日はなんと10分で散髪を終えた。後始末はほとんど夫がしてくれた。
夫は言う。
『こんなのたった10分で終わるのに床屋へ行くと4500円ってどんだけ儲けとんのや、って思うわ。』
私『技術料に加えて手間賃じゃないか?すっごい面倒くさいもん。』
夫『え?面倒くさい?ほとんど僕が後片付けしとるのに??』
気が遠くなりそうだ。
私『これから1000円請求するわ。それと準備と片付けはこれから一人でよろしく』
宣言しておいた。
教訓:体調の悪い時は大きな鏡で自分の姿を見てはいけない。